フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

田島ケ原サクラソウ自生地は晩秋の景色を色濃くしていました

2012年11月06日 21時10分53秒 | Main

田島ケ原サクラソウ自生地はオギの穂が一段と白くなり、一面の穂波は晩秋の度合いを深めています。

観察路の両側は相変わらずユウガギクが白い花を咲かせて、B区の公園側ではノコンギクが最盛期を迎えていました。ノコンギクは冠毛が長いシオン属で、冠毛の短いユウガギクなどのヨメナ属とはハッキリ見分けができます。


ノコンギク 真中の筒状花は両性、周囲の舌状花は雌性

アカネの小さな花をようやく見つけましがやっと5~6輪で、例年9月中旬頃には小さな淡黄白色の花をいっぱいにつけるのに今年は全然見当たらず不思議に思っていました。


根が茜染めの染料になるアカネ

ヨシやオギの葉がかなり落ちて自生地内が明るくなり、ノブドウの白い実が目立ちツルマメの黒い豆果もたくさん見らます。キンミズヒキは紅葉したくさんのひっつき虫を付けています。


一番遅く蛹化した小さなお菊虫はこのまま越冬するようです