フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

柿がたわわに実り、野菊が痩果をつけていました

2012年11月29日 11時52分47秒 | Main
上尾から鴨川沿いに帰ってきた。途中は7年前よりはるかに人家が多くなり、整備もされていた。今の季節では栽培種の菊の他の花は見られない。一番目立ったのは皇帝イダリアだ。
茎が木質化し大きくなるので皇帝ダリアの名があり、一名木立ダリアとも言うようだ。キク科の多年草は日が短くならないと花芽がつかないので今頃が花の見頃のようだ。そして近くに街灯などがあると日が長いと感じてナカナカ咲かないというのは面白い。


桜の紅葉をバックに咲く皇帝ダリア

通いなれた荒川堤に戻り川越線の線路を越えると左手下の民家の柿がたわわに実を付けていた。ムクドリが来て盛んに豊作を喜ぶかのように鳴きながら飛び回っていた。


真ん中にも一羽います

反対側の法面には野菊が咲き残って痩果をたくさんつけていた。野菊とはもともとはノジギクなどのキク属の野生のものをいうらしいが、現在では野生のもの一般をを指している。その中でシオン属は冠毛が長いが、ヨメナ属は痩果が扁平で冠毛はごく短いのが特徴という。