荒川河川敷の塚本の横提でタンポポが咲いていた。どうせ西洋タンポポだろうと思ったが念のため総苞を見ると反り返っていない。外側の総苞片が内側の半分以下で先端に角状突起がある。カントウタンポポだ。これから早春の一時期カントウタンポポの大輪が荒川土手を彩る。
11時近くに突如強い南風が吹き始めた。今日は春一番が吹くと予報で言っていたが、まさにその通りの3月1日だった。
10日振りの自生地は一面に黒褐色だったのが少し薄くなって土色に近くなった。薄く緑がかった部分も見えた。
自生地を回ってみると改めてノウルシの多さには驚かされた。繁殖力はサクラソウをはるかに上回っている。
葉が伸びると次第に緑色になってくる
帰路、鴻沼川畔の遊歩道で狸らしきが柵をくぐり川側に出ようとしていた。腰がつかえてなかなか出らず苦労していた。やっと出られたので河原に飛び降るかと思ったが下をのぞいただけで戻ってきてしまった。もう体力がないのだろうすぐにうずくまってしまった。毛が抜けている所がたくさんあり、病気にでもかかっているのかもしれない。
遊歩道の外側は畑地だったがお墓に造成されて動物には住みにくい環境になってしまった。住む所も無くなった可哀想な狸の末路だ。
飛び降りればいいのにできませんでした
行き場がなくなりうずくまってしまいました