フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

田島ケ原サクラソウ自生地のサクラソウの蕾が今にも解けそうです

2013年03月15日 19時02分59秒 | Main
田島ケ原サクラソウ自生地を志木街道から俯瞰してビックリ、前回9日にはまだ少なかった黄緑色の部分がほとんどの面積を占めていた。


志木街道バス停付近から俯瞰した自生地

そしてサクラソウに花芽がついてしかも赤紫の蕾がハッキリとついている。


今にもほどけそうな天然記念物碑近くのサクラソウの蕾


こちらの蕾はまだ固そう

そして風もない絶好の春日和にアマナやヒロハアマナが花を開いて、春の訪れを告げていた。


荒川河川敷では大小様々な春の芽生えが見られます

2013年03月15日 07時32分58秒 | Main
荒川河川敷では予想通りハナウドが若葉の塊を転々と作っていて、野焼きで焼けた株はすっかり見えなくなった。


初夏には小さな白い花を傘状につけるせり科のハナウド

相変わらずノウルシとノカラマツは多いが、2012年の環境省のレッドデータリストで絶滅危惧Ⅱ類に格上げされたノカラマツの様々な色彩のギヤマン細工のような若芽が圧倒的に多い。ここの河川敷では単なる雑草のようだ。同じ絶滅危惧Ⅱ類(VU)のシムラニンジンのコスモスの葉のような芽生えも見られるようになった。


シムラニンジンとノカラマツ


雌雄異株、キク科のフキノトウ

準絶滅危惧(NT)のエキサイゼリの小さな芽生えも見らる。同じようにまだ地面に張り付くように双葉を広げているオオブタクサが夏以降3mを超す高さになるのと比べると小さな白い花を咲かせ夏には消えてなくなるエキサイゼリは実に日本的ではかなさの象徴みたいだ。


せり科のエキサイゼリ