フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

ハンゲショウとニガクサが花被のない奇妙な花を咲かせています

2013年07月16日 21時54分50秒 | Main
ハンゲショウの花穂は初めのうちは先が下を向いているが、花が咲きのぼるにつれて直立する。よく見ると実になりかかっているのが多くほとんどの花穂が直立していた。

花は花被がなく4裂した雌しべと6本の雄しべだけだ。

大きなイヌゴマが群生していた。今河川敷で多く見られる。でも近くに行くと何となく変だ。イヌゴマではない。同じシソ科のニガクサだ。

独特の唇形花で上唇は小さくて深く2裂し、下唇は3裂した真ん中の裂片が大きく垂れ下がり、左右の裂片は小さい。雄しべは4本でうち2本が長く、雌しべとともに花冠の外に突き出る。
カメムシの仲間が虫こぶを作ることが多い。

ツユクサがみられるようになった。咲き始め頃に同じ苞から2つ花が出ていたら、上の花は雌しべがない雄花。