フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

東京でインコが野生化し繁殖しているのを初めて知りました

2013年07月22日 18時11分09秒 | Main
今年も入社した時の上司の墓参りに6人が集まった。菩提寺が小石川植物園のすぐ近くなので私にはラッキーだ。
早めに行って分類標本園でフサフジウツギに集まるチョウを撮っていると、大きな鳴き交わす声が聞こえた。


蜜が多いのでよくチョウが集まる中国原産の落葉低木

声のほうを見上げると桜の木のてっぺんに何やら大きな鳥がいる。遠目にもインコらしいと思ったがまさかと思いシャッターを押した。
調べてみるとまさにワカケホンセイインコ(輪掛本青鸚哥)で、「原産地はスリランカやインド。主に東京23区で繁殖」という。「かご抜け」の鳥で本来ペットとして飼われていたのが野生化して非繁殖期には集団で生活するという。

日本庭園の入口寄りの池ではミズカンナが花の盛りだった。よく目立つのにいつもなんとなくだらしない感じだったが、花の盛りはさすがに美しい。クズウコン科の多年草でアメリカ南部原産、昭和の初期に渡来したという。