以前にも書いたが河川用語では河川と堤防の間の河川敷を堤防外、堤防の民家側を堤防内という。これは洪水時河川敷は水であふれるが、民家側は堤防で洪水から守られるからという。訳を聞けば納得できないこともないが、お役所用語は難解だ。
堤防内の桜区道場の耕作放棄地は真っ黄色に染まっている。オヘビイチゴの群生だ。オヘビイチゴはバラ科キジムシロ属の多年草。根生葉に5枚の小葉がつくのが特徴だ。
河川敷の原野でいつものようにオオブタクサの抜き取り作業をしていると近くのハンノキと少し離れたクヌギの上方でオオヨシキリが囀り合戦をしていた。
カメラを向けると敏感ですぐ後ろを向いてしまったが、その場所は去り難いらしく近くに移動しても大声を出していた。
遠くの木々を見るとなんだか白っぽい。豪華な花穂がついているようだ。近くに行くとマメ科のハリエンジュだった。かなり葉も出ているので遠目には分かり難かった。