河川敷の原野でオオブタ抜きをしていると近くの朽木にスズメバチが飛んできた。巣があると大変と思い除草作業そっちのけでしばらく動静を観察した。
穴に潜り込んだのかナカナカ出てこない。おっかなびっくり近づいてみた。一生懸命奥に向かって何かをしている。でも他に飛んでくるスズメバチも無さそうでやがて飛び立った。
調べてみると巣を作る材料を枯れ木からかじり取っていたようだ。どうりでしばらくしてまた飛んできた。
スズメバチは中小型のモンスズメバチ(紋雀蜂)のようだ。腹部の黄色と黒の縞模様が波形なのが特徴だが、変異が大きいという。主に節足動物を獲物にし特にセミを好むようだ。そして引越しすることでも知られ、攻撃性はやや強いという。
でもそんなに遠くまで材料を取りに来ることもないだろうから、間違っても巣には近づかないよう注意しよう。