フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

どう考えても運命としか言いようのない、過酷な現実があるとは

2014年07月20日 21時51分26秒 | 身辺雑記

甥にあたる33歳が事故死した。一昨年結婚した4ヶ月の子どもの父親だ。昨日はその葬儀だった。
50CCの原付バイクでの事故だ。落ちていたボルトを踏んで転倒した。そこへ後続の車が突っ込んで下敷きになった。

歴史にも人生にもIfはないという。でも、何故ボルトが道路に落ちていたのか。広い道路の小さなボルトを何故踏まねばならなかったのか。何で歩道側に倒れなかったのか。何で倒れた所に車が走って来たのか。何か一つでも変わっていれば、あたら若い命を落とさずに済んだ。

若者の死は積み重ねてきたのものを0にしてしまう。努力してきた全てが一瞬で消える。運命というには余りに苛酷だ。そして残された家族には残酷だ。若い母親に、乳呑み児をかかえてどう生きていけというのか?息子を亡くした母親は思い出だけにすがり、トラウマに陥る。一番大切な人たちを不幸のどん底に陥れる、全てが悲惨な若者の死だ。
どう考えても運命としか言いようがない。受け入れるしかない過酷な現実だ。

 
ネムノキの葉は夜閉じると言い、ヤブガラシの花弁は早く落ちます