今日は二十四節気の白露で田島ケ原サクラソウ自生地の定時観察に行ってきた。街道から桜草公園に下りて行く途中にはマルバルコウが朱色の花を所狭しと咲かせて歓迎してくれた。
マルバルコウは熱帯アメリカ原産のツル性の一年草
自生地では今年はツルフジバカマが当たり年のようで鮮やかな紫色の花を全域で咲かせていた。ちょうど盛りを迎えた真っ白なセンニンソウやキンミズヒキの黄色との対比が鮮烈だ。
クサフジより花が大きく色も鮮やかなツルフジバカマ
ナンバンギセルも見られたが、ススキの株をだいぶ刈ってしまって今年は数が少ない。株の外側にチラホラ見えるが、踏まないように奇妙な形の花を観察したい。
ススキやサトウキビに寄生するハマウツボ科のナンバンギセル
キタテハの幼虫やノハラアザミに来ていたオオチャバナセセリも見られた。
幼虫の棘は触ると痛そうですが、ゴム状で触っても何ともない由
この角度から見るセセリチョウの顔は面白い