ビオ・荒川さいたまの田島ケ原サクラソウ自生地の二十四節気に今年はツルフジバカマの当たり年のようですをアップしたのでご覧下さい。
今回の観察時にサツマノミダマシの名のクモと出会いました。コガネグモ科の中型のクモでこの辺りでも普通に見られるクモのようで、夜に小さな垂直の円網を張り中央で獲物を待ち、昼は葉の上などで待機している習性のクモという。
大きさは約1センチのサツマノミダマシ
でも、とにかく名前が長い。漢字表記にすると「薩摩の実騙し」で意味もはっきりする。でも薩摩の実とはの疑問がわく。調べるとハゼの実の別名らしい。ハゼノキは温暖な東南アジアなどに自生し、沖縄から薩摩を経て日本全国に広がった事から薩摩の実の別名が生まれたようだ。
これが若いハゼの実に似たクモにサツマノミダマシの名を付けた由来のようだ。よく似て同じような環境に住むワキグロサツマノミダマシもいるので面白い。