フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

記録的な暖かさにサクラソウ自生地の植物の生長も記録的?

2018年04月04日 18時34分10秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

今日は最高気温が27℃まで上がる夏日で、風もほとんどなく暖かいを通り越して暑いくらいの日だった。去年の桜草公園の桜はまだ4~5分咲きだったのに今年は花が残っている木を探すのが難しいくらいだった。

多くの桜の木の中でも花が多く残っていた桜だが、若葉が出始めている

サクラソウ自生地では3月初旬に雨が多かったせいか、ヒキノカサ、ジロボウエンゴサク、ムラサキサキゴケ、アリアケスミレなどの湿地に生育する植物が多く見られる。サクラソウも多く花を咲かせていて、花びらが4枚のものや6枚も見られるようになった。

花びらは先端が切れ込み、白い目はパッチリ、色もピンクのサクラソウの花。花びらは5枚が普通

右から2番目の花が花びらが4枚。同じ株に5枚の花と同居している

でも、3月下旬からの好天で気温の高い日が続いて、草花の生長が早い。高さが30㎝くらいのサクラソウは簡単に隠され始めている。特にオギの生長が早く、もうスダレ越しが多くなった。

ノウルシに囲まれ、オギやスイバに隠され始めたサクラソウ

いつもは4月下旬にようやく花開くチョウジソウがもう紫色の蕾を膨らませている。このままいくとチョウジソウは記録的な早咲きになりそうだ。

いずれの株も紫色の蕾を膨らませています