オギとヨシ(アシ)はいずれもイネ科の多年草。両者とも地下茎で増えるのでしばしば大きな群落を作る。そしていずれも湿地に生育するが、ヨシの方がより水湿地を好む。
今日は補完地に行ってこの性質を実感し、自生地の乾燥化が進んでいる様子がよくわかった。
第1次指定地はサクラソウをスダレ越しにしているのは明らかにオギだ
補完地ではヨシがサクラソウをスダレ越しにしていた
サクラソウの群落も補完地の方が多いし、大きい。第1次指定地では群落と言えるほどの塊が本当に少なくなっている。
上の2枚は補完地の写真だ。湿地に生えるヒキノカサもより多く群生していた。