きりょくと音だけだと全く何だか分からない。でも木力と漢字にすると分かる気がする。エコ・フェスタ2018の準備会でその名を知った。
ずっと気になっていたが岩槻からバスで15分というので初めての所だし、余裕のある時に行こうとついつい先送りしていた。行ってみれば何という事は無い1時間半までかからないで行けてしまう。元荒川の末田須賀堰の近くなので季節がもう少し早ければ被写体の草花も多くあった。
事務所に声を掛けて下さいとの張り紙があったが、昼食時間にかかってしまった事もありどなたもいなかったのでこれ幸いでもないが、一人で上がり込んで木の香りを満喫した。
30分くらいの見学だったがとにかく癒された。木の香りがあんなにも心に沁みると初めて知った。至福の時とはああゆう時間なのだろう。理屈抜きに珠玉の時だった。
最初にこの木の暖簾を分けてはいるが、この木の触れ合う音も何とも言えない澄んだ音で心が洗われる。久し振りに涼やかな音を聞いた。