フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

同じような所に生育しているセンダンのこの違いは何なのでしょうか

2019年06月12日 14時26分32秒 | 荒川河川敷

河川用語では堤防に守られている居住地区が堤防内で水路に近い河川敷などを堤防外という。でも普通に考えれば居住区が堤防外で水路に近い方は堤防内だ。

高水敷という言葉も結構聞くが言葉のニュアンスからしてスーパー堤防のようなものを連想してしまいあまり馴染めなかった。でも、自分だけの感覚では仕方ないので今回それを5月の27レポート「高水敷とは一般に言う河川敷の事のようです」にアップした。

国道をまたぐ秋ヶ瀬緑道橋の両側にセンダンの木がある。冬季には鈴なりに実を付けるので目立つ木だが今回は2本がまったく違う姿だったのでビックリした。東京方面側の木はすっかり花が終わり、緑の葉をいっぱいに付けていた。

植物のコセンダングサは葉がこの木の葉に似るのが名の由来という

ところが大宮方面側のきはまだまったくの花盛りだった。

一つ一つの花は精巧で色も淡い紫がかった白で上品だ

日の当たり具合など他の木に囲まれたりして条件的には前者の方がよくないと思う。今花盛りの後者は周りに何もなくすっくと1本伸びて陽当たりもよく、生長も早そうだ。
それなのになぜ後者がこうも遅いのか不思議だった。