フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

久し振りの河川敷の原野は野草たちの天国でした

2019年08月11日 16時21分37秒 | 荒川河川敷

このところの猛暑にかまけて荒川河川敷にはすっかりご無沙汰だった。今日は朝方は雲が多く照ったり曇ったりだったので意を決して行ってみた。

1ヶ月ぶりかもっと空いたのかもしれないが原野に入る農道は野草が生え放題で知っていないと入っていけない雰囲気だった。途中で自転車を降りて行ったが先の方の田んぼに抜ける所はとても入っては行けなかった。
シムラニンジンが目的だったが今までのどの年より観察し易かった。ヨシがあまり伸びなかったのだろうか農道から見た原野は一面に背丈が低いような感じだった。

結構近くに花をつけていて間近で見られる花が多かった。

セリ科のシムラニンジンは花序が大きく、個々の花は色々な形をしている

この花序はまだ蕾の方が多いようです

もう分果になっているこの花序には虫が多く来ていた

タコノアシやコバノカモモメヅルも見られた。

タコノアシは秋になって赤くならないと名の由来が分からない

コバノカモメヅルは荒川河川敷に多いがサクラソウ自生地には無いから面白い

小1時間も居ただろうか?全身水を浴びたようにびっしょりになってしまい早々に引き上げた。帰路農道わきにコガマの穂が多く見られたが、今までは無かった気がする。