フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

青空が広がりあたたく晴れた自生地ではヒロハアマナが全開でした

2010年03月13日 00時00分59秒 | 花の和名
ヒロハアマナとアマナの初咲きは5日のサクラソウ情報が伝えている。
6日以降は天候が不順で、昨日やっと青空が広がったが北風が冷たく全開とはいかなかった。
今日はそのサクラソウ情報の青木さんがサクラソウの蕾を見つけながら「ヒロハアマナは豪華に咲いているよ!」と声を掛けてくれた通りだった。


自生地のヒロハアマナは耕作地だった時に持ち込まれたものが根付いたという

ヒロハアマナ(広葉甘菜)またはヒロハノアマナはユリ科アマナ属の多年草。アマナより一足先に全開して春一番で自生地を彩る。名の通り葉が広く中心の白い葉脈がハッキリ分かり、苞葉が3個なのがアマナとの主な区別点だ。
環境省のレッドデータリストでは絶滅危惧II類(VU)。


群生の中でも一番の大株


葉の真ん中の葉脈が白く、苞葉が3個なのが特徴

今日残念だったのは1株だけ観察路近くにある1花の花被が切り取られていた事。昨日1花だけ開き始めていたので今日は楽しみにしていた。それが手前が切り取られ雌しべ雄しべが露出していた。去年自生地向かいの横堤のバラモンギクの花が半分切り取られていたが、今度は自生地のそれも一株だけ身近で観察できる花でなのでなんとも腹立たしい。


子房まで露わになっています


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