フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

久し振りの陽光にサクラソウ自生地では若芽達が競争です

2010年03月11日 22時57分36秒 | 花の和名
自生地はいよいよ緑が多くなり、春への装いをいそいでいる。
主役はサクラソウ、アマナ、ノカンゾウ、ノビル、ノカラマツそして断トツにノウルシだ。ヒロハアマナをはじめアマナは久し振りの陽射しに白い花を開いていた。

そんな中で赤くて細い肉厚の力強い線形の芽生えが多く見られる。ユリ科のツルボの若葉だ。ツルボは春に出た葉は夏に枯れて、秋の訪れとともに花茎を伸ばすが、その時にはオギに遮られてここでは花を見た事がない。

バラ科のキンミズヒキは夏から秋にかけて長く花をつけ、紅葉もするがまだ春とは言えない草焼きの終わった直後くらいからしわしわの葉を芽生えさせ、もう大きな株を作っている。

蔓植物のトリのようなアサ科のカナムグラが一年草なのに小さな芽を出している。全てを覆い尽くすような成長したカナムグラからは想像できない可憐な芽生えだ。今は逆向きの刺も無く簡単に抜ける。


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