フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

荒川堤防の周辺にはカントウヨメナが群生しています

2011年10月22日 10時54分47秒 | 花の和名
荒川堤防周辺の農道や畔にはキク科ヨメナ属のカントウヨメナがアチコチで群生している。

21日には蝶やハチが蜜を求めて飛び回っていてナカナカ賑やかだった。特にキタテハが目に付いたが、この蝶は夏型と秋型があり秋型は成虫のまま越冬するのでサクラソウのポリネーターとしても期待されている。


黒斑の中に水色の点があるのがキタテハの特徴

ヨメナ属の冠毛は長さ0.25mmと短い。この属はよく似ていて区別が難しいというがカントウヨメナは青紫色を帯び、花径約3㎝と大きく、葉は厚く縁には荒い鋸歯があり関東から北に分布するという。
一説にヨメナとユウガギクの雑種が起源という。


真中の花後をよく見ると冠毛の短さが分かります

田島ケ原サクラソウ自生地の二十四節気のすべての観察路がユウガギクの白い花で彩られていましたをご参照下さい。


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