荒川左岸堤防や横堤に群生していたセイヨウアブラナにこのところ奇怪な虫こぶのようなものが多く見られるようになった。花が咲いていた時には何も感じなかったが果実の莢になったら極端に目立つようになった。
こんなに多くの奇妙な形の黒いものが付いています
恐らく虫こぶだろうと思ったが、セイヨウアブラナなんとかフシというのは無さそうだ。ネットで調べてみるとアブラナ科類白さび病で花序基部が肥大化しコブ状になるとの記事があった。虫が原因ではなく菌が原因の菌えいだという。
それにしても奇妙奇天烈の形です
日本原色虫えい図鑑には「アブラナ科植物の白さび病はその特異な病徴によってよく知られている。本病は葉や茎にも発生するが、花の局部的肥大に大きな特徴がある。1個の花が数倍にも肥大して奇形を呈することもあれば花弁が主に肥大する場合、子房がおもに肥大する場合がある」とあった。
取り敢えずは納得せざるを得ないが、どうしてこんなにも発生したのか謎だ。
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