学校の小さな池に申し訳程度に咲いている事が多いアサザ。今回土合小学校の100周年記念の石組みの荒川部分はビッシリアサザの葉で覆われていた。最初に訪ねた時は午後だったので花は申し訳程度だったが、2回目には一面黄色い花に覆われていた。
アサザはミツガシワ科の多年草までは何となく分かっていたが、準絶滅危惧(NT)で正常な繁殖は霞ヶ浦で観察されただけというのは知らなかった。
そして何よりアサザがサクラソウと同じ異型花柱性という独特の繁殖形態を持っているのは全く知らなかった。そしてこの異型花柱性の植物が繁殖し難い事も改めて知った。
何かが飛んで来たと思ったら、スズメバチが吸水に寄ったようだ。コガタスズメバチだ。攻撃性はあまり無いようで何かをしようとしなければ攻撃はしてこないという。
チラチラと紅い花が見えるので何だろうと思ったらトキワマンサクと表示があった。植物の表示が多くあるのも土合小学校の特徴だ。トキワマンサクは4月~5月に満艦飾に花を付けるのが特徴でこのように個々の花が目立つのは珍しい。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます