フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

見沼代用水西縁のヤブカンゾウを見、見沼の素晴らしさを満喫しました

2013年07月10日 21時54分35秒 | Main
先日のさいたま市市民活動サポートセンターの展示交流会でお会いしたカンゾウを育てるの会の本拠地を訪ねてみた。北浦和駅前から浦高通りをまっすぐ、大道橋から見沼代用水西縁に降りるとすぐヤブカンゾウが群生する土手が見えた。

ちょうど見ごろで色々アングルを工夫しながらどのくらいの区間に咲いているのか進んでみた。かなり上流の浦和西高校門横の正樹院橋の先まで見られ驚きだった。
帰路は見沼代用水西縁を東浦和近くまで走ったが、新見沼大橋の先にも見事な群生があったり、土手や水路際に点々と咲いているのはすべてヤブカンゾウだった。

荒川河川敷ではノカンゾウがほとんどなので何か生育場所の条件的な違いがあるのか調べてみたが、特にないようだった。

大宮台地から見沼たんぼに降りる斜面林は1970年代以降の高度成長期に大きく変わってしまったようだ。10年前から元の雑木林に戻すべく浦和西高斜面林の会が西高生徒や教職員と再生・保全活動に取組んでいる。現在はその過程なので立ち入り禁止になっていて、当然の事ながらチョット残念だった。

三又沼ビオトープのハンゲショウの群生は見事でした

2013年07月05日 11時13分04秒 | Main
3日に三又沼ビオトープに行ってきた。
入り口付近はスズメバチが営巣中との事で通行止めになっていた。
木道を行くと時たま柳絮が舞っていてその他はほとんど動くものが無かった。しばらくしてくハンゲショウがに両側に広く群生していた。さすが、規模が大きく見事な群生だった。

ドクダミ科のハンゲショウ

花は花被片が無く雄しべと雌しべのみの裸花

そういえば前日の2日は雑節の半夏生。夏至から11日目で、昔はこの日までには田植えを終わらせる目安だったようだ。漢方で半夏とはカラスビシャクの事でこの頃に烏柄杓が生えるので半夏生とも言われる。


ハグロトンボ
そしてハンゲショウは半夏生とも半化粧とも表記される。
この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)といい、大雨になることが多いともあるが、まさに今の西日本の状況だ。


付近ではセリの花も見られました