10年前に北海道東藻琴の芝桜公園には行ったことがあるが、秩父は初めてで従妹たちと日帰りで出かけた。
道の駅で聞くと「6日に芝桜祭りが終わった後は雑草の抜き取りなどをしていないので、色々な草が伸び出して私みたいになっている」と元気なおばさんの笑顔のユーモアがかえってきた。
まさにその通りだったが祭りの期間中には駐車場も規制されていたようだが奥まで自由に入れ、入場料も無しにのんびり見学ができた。
芝のようにびっしり敷き詰めてある自分のイメージだったが、近くで見ると等間隔に株が植えられていた。ほとんどの隙間
にはスギナが伸び出していた。根が深くて畑の強害草と言われるツクシの栄養葉だ。黄色のカタバミの花、オオイヌノフグリ、マツバウンランまで咲いていた。
少しはずれの方では雑草の抜き取り作業が行われていた。小さな根堀の鎌をもっての作業だった。
近くの展望台に上ると秩父市内が一望でき、武甲山資料館の近くにはフランスギク(マーガレット?)が花をつけ蝶が吸蜜に来ていた。キタテハ?と思ったがどうやらクモガタヒョウモンらしい。
後翅裏には雲形にぼやけた模様があるのが名の由来