フグさんの雑記帳

さいたま市の荒川河川敷を主なフィールドとして四季を綴っていきます。

立春のサクラソウ自生地でノウルシなどの芽生えが見られました

2015年02月05日 18時20分35秒 | 田島ケ原サクラソウ自生地

立春のサクラソウ自生地は青空が広がり、風がほとんどなかったので暖かく感じられた。
草焼き後の自生地には植物たちが芽を出し始め、一番優勢なのはやはりノウルシで、アチコチに赤い芽を出し始めていた。一番早くから花を咲かせるアマナも葉を出し、サクラソウの芽生えはようやく小さなのを見つけた。

ノウルシの芽生えは赤いのが圧倒的に多い

ユリ科のアマナは葉の間から花茎を立てるが、芽生えは1本だけです

サクラソウの早くからの芽生えはいつも斜めです

E区の鴨川よりの柵の上にジョウビタキの雌が飛んできた。今冬初めての出会いで嬉しかったが、忙しく飛び去ってしまった。ジョウビタキはヒタキ科の冬鳥で全長は約15センチでほぼスズメ大、雄は頭が銀白色、顔は黒色、腹は赤茶色で、雌は体が灰色味のある茶色で、翼に白斑がある。あまり人を恐れない鳥で「バカッチョ」という地方名もあるが、このところはご無沙汰だったので嬉しかった。

ジョウビタキのジョウは尉で、能で老翁の事。頭の白さから。ヒタキは鳴き声から

ミゾコウジュ、キンミズヒキの芽生えも見られた。

 

ミゾコウジュは環境省レッドリスト準絶滅危惧( NT)


ご近所のウォーキングで見事なクスノキを見つけましたが・・・・・

2015年02月02日 10時57分19秒 | 身辺雑記

岸町小学校のプール際のハクモクレンは早くから大きな蕾を付けているが、今日は心なしかだいぶ膨らんできたように感じた。

蕾は長さ約2.5センチくらいあり、長い白毛に覆われている。春には陽を受けて花を開く

浦和一女のソシンロウバイが陽を受けて蝋細工のような透明な黄色い花びらを輝かせていた。花をいっぱいに付けて芳香を漂わせていたが、大きな花はどれも雄性期に入っているようで葯は真ん中に集まっていた。

ロウバイは雌性先熟で最初は雄しべは広がっているが、この花は既に花粉を出している雄性期です

校庭の大きなクスノキは見事で、かなりの年数を経ているように見えた。一女のシンボル的存在と思いネットで検索してみたが、クスノキに関する記述は何処にも無く、樹齢やいわれは何も分からず残念だった。

天然記念物に指定されているクスノキが多いようですが、見上げると見事な古木です

赤い新芽がたくさん出ていて春近しを思わせました

クスノキ科の常緑高木で葉は互生し傷つけると樟脳の匂いがする。縁は3脈が目立つ。
これから3月から4月にかけて古い葉を次々と落としながらこの新芽を展開してきれいな若葉をいっぱいに付ける。