今日のひとネタ

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ラジオ英語会話の思い出

2021年12月01日 | 日記・雑記
 NHK朝ドラの「カムカムエヴリバディ」で、ラジオ英語会話が取り上げられています。私も結構聞いてた時期があって、さすがにカムカムおじさんの平川唯一さんの頃は生まれてないのですが、昭和50年代の後半に何年か聞いてました。というか、聞こうとした時期がありました。

 実はとにかく英語が苦手だったので、大学3年の時に就職活動を控えて「英語でもちょっとやってみっか。」と思ったのがきっかけです。

 丁度4月が年度替わりだったので、3月中に4月号のテキストを買って録音用のカセットテープも買ってきて張り切って始めました。ただ、ラジカセにタイマーがついてなかったので、毎朝6時45分に一旦起きてラジオをつけて「ガチャッ」と録音ボタンを押し、また寝るという毎日。

 それを授業が終わってから帰って聞くわけですが、最初はまったくついて行けず。ついて行けないというのは、番組にはその頃の講師の東後勝明先生以外に、ネイティブスピーカーのゲストが二人出てました。その人達の言う事が聞き取れないのですね。番組の最後には、毎日その日のスキットを基にしたジョークを二人が言って終わるのですが、オチが何を言ってるかわからず。

 「こら、あかん」と思ってたのですが、毎日聞いているうちに6月のはじめになって、やっとどういうジョークを言ったのがわかる日がありました。やはり継続は力なりということですが、それ以来毎日聞き取れるようになったかというとそんな事もなく、7月に入ると録音だけするものの聞かなくなり、夏休みでバイトがハードになってからはそもそも朝起きられなくなって、録音もしなくなりました。ただ、一応意地があったのでテキストだけは2年くらい毎月買い続けてたと思います。

 今も英語はさっぱりなのですが、あれが大学生じゃなくて小学生くらいから聞いてれば、今頃は聞き取れたり話せたりしたかもしれませんね。

 それはそうと、カムカム英語のおじさんは当時凄く人気があったそうですが、あれで英語が話せるようになった人がどれくらいいたのでしょう???