TOKYO MXテレビで放送していたアニメ「空手バカ一代」の放送が終了しました。そもそもが1973年の作品なので、「なんで今頃?」と思ったのですが、原作漫画の創刊50周年記念の特別企画なのだとか。
ただ、原作の梶原一騎先生は既におらず、主人公のモデルとされていた極真の大山倍達総裁も故人ですので、どの辺の方が熱心に動いたのでしょうか。50周年を記念しているのはMXテレビだけのような気もするのですが。
それはそうと、元々の放送開始当時私は小4。世間ではキャンディーズが「あなたに夢中」でデビューした翌月ということになります。これは大きなニュースです(?)。
当時は関心を持って見たのですが、有明省吾が死んで主役の飛鳥拳がウジウジしてたあたりから嫌気がさし、途中までしか見てません。なので、どれくらい続いたのか知らなかったのですが、全47話ということなのでほぼ1年やってたのですね。終了が1974年9月25日ですから、世間ではキャンディーズの第四弾シングル「なみだの季節」発売の4日後ということになります。
それで、今回は全部見たのですが結構楽しめました。終盤は行き詰ったというかマンネリというか、香港で太極拳に出会ったあたりで終わりにしてもよかったような気はしますが、それはそれとしてちゃんと終わったと思います。
ちなみに私はジャンプしか読んでなかったので、当時原作は知りませんでした。原作漫画では大山総裁も実名でしたが、アニメは飛鳥拳としているので、作品としてはやりやすかったのではないでしょうか。原作漫画自体が、あれだけ話を作って書いているので、大山総裁と梶原先生のその後の関係がどうなったとかは気になります。とはいえ、調べようとも思いません。なんか、怖そうな世界だし。
なお、私は30年ほど前に格闘技バカだったので、その時にあらためて原作は全部読みました。古本屋でコツコツ買い集めてる時に、豪華本でまとめて発売されたので「えっ!」と思ったりしました。原作も面白いですが、今回のアニメも楽しめたので、再放送あったらまた見るかも。ただし、一時格闘技バカだったので、今ではカポエイラが逆立ちしたまま闘うなんて思わないし、サファーデと聞くと「お、ゴルドーがやってたサバットのことね。」と思ったり、ルンピニーとかラジャダムナンというのもすぐわかるし。別に日常生活ではまったく役に立ちませんが。
原作の「空手バカ一代」については、色々な人のインタビューを読んだことがあって、一番の衝撃だったのが遠藤幸吉さん。原作では「コウ・東郷」として一緒にアメリカのプロレスのリングを転戦した人ですが、この人は漫画を一切読んだことないとか。それでコメントを求めると「え、大山さんはアメリカで試合なんかしてませんよ。」ですと。そらあちらのプロレスラーも、素手で石を割ったりビール瓶切ったりする人とは普通にプロレスはしませんよね。体格が違い過ぎるから、プロレスの試合すれば負けはしないだろうけど、無茶されて怪我したらどうするんだって。
と、その辺は作品の世界なので夢は夢として、そっとしておきましょう。そういえば、清水ミチコさんは「空手バカ一代」を「空手バカ~代」だと思ってたそうです。バカー!
ただ、原作の梶原一騎先生は既におらず、主人公のモデルとされていた極真の大山倍達総裁も故人ですので、どの辺の方が熱心に動いたのでしょうか。50周年を記念しているのはMXテレビだけのような気もするのですが。
それはそうと、元々の放送開始当時私は小4。世間ではキャンディーズが「あなたに夢中」でデビューした翌月ということになります。これは大きなニュースです(?)。
当時は関心を持って見たのですが、有明省吾が死んで主役の飛鳥拳がウジウジしてたあたりから嫌気がさし、途中までしか見てません。なので、どれくらい続いたのか知らなかったのですが、全47話ということなのでほぼ1年やってたのですね。終了が1974年9月25日ですから、世間ではキャンディーズの第四弾シングル「なみだの季節」発売の4日後ということになります。
それで、今回は全部見たのですが結構楽しめました。終盤は行き詰ったというかマンネリというか、香港で太極拳に出会ったあたりで終わりにしてもよかったような気はしますが、それはそれとしてちゃんと終わったと思います。
ちなみに私はジャンプしか読んでなかったので、当時原作は知りませんでした。原作漫画では大山総裁も実名でしたが、アニメは飛鳥拳としているので、作品としてはやりやすかったのではないでしょうか。原作漫画自体が、あれだけ話を作って書いているので、大山総裁と梶原先生のその後の関係がどうなったとかは気になります。とはいえ、調べようとも思いません。なんか、怖そうな世界だし。
なお、私は30年ほど前に格闘技バカだったので、その時にあらためて原作は全部読みました。古本屋でコツコツ買い集めてる時に、豪華本でまとめて発売されたので「えっ!」と思ったりしました。原作も面白いですが、今回のアニメも楽しめたので、再放送あったらまた見るかも。ただし、一時格闘技バカだったので、今ではカポエイラが逆立ちしたまま闘うなんて思わないし、サファーデと聞くと「お、ゴルドーがやってたサバットのことね。」と思ったり、ルンピニーとかラジャダムナンというのもすぐわかるし。別に日常生活ではまったく役に立ちませんが。
原作の「空手バカ一代」については、色々な人のインタビューを読んだことがあって、一番の衝撃だったのが遠藤幸吉さん。原作では「コウ・東郷」として一緒にアメリカのプロレスのリングを転戦した人ですが、この人は漫画を一切読んだことないとか。それでコメントを求めると「え、大山さんはアメリカで試合なんかしてませんよ。」ですと。そらあちらのプロレスラーも、素手で石を割ったりビール瓶切ったりする人とは普通にプロレスはしませんよね。体格が違い過ぎるから、プロレスの試合すれば負けはしないだろうけど、無茶されて怪我したらどうするんだって。
と、その辺は作品の世界なので夢は夢として、そっとしておきましょう。そういえば、清水ミチコさんは「空手バカ一代」を「空手バカ~代」だと思ってたそうです。バカー!