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47年前の自分にアドバイスするとなると

2021年12月29日 | ギターと楽器のこと
 
 小5の冬休みに初めてギターを手にしたのは先日書いた通りですが、その時に見たのがこの明星の歌本。(ちなみに現物は既に無くこれは近年あらためて入手したもの。美品です。)

 最初のグラビア兼楽譜のページに出てたのが「学生街の喫茶店」なのですが、弾き方も知らない小学生がチャレンジするにはハードルが高すぎました。それで、あらためてこの本を眺めてみて、簡単に弾けそうな曲を探してみようという企画です。

 この当時の歌本は、歌詞と楽譜(コード入り)か、歌詞だけかの二択だったので、よくあるような歌詞の上にコードが書いてあるだけってのはないです。結構歌詞だけの曲が多いので、弾いてみたくてもコードの出てない曲も多いですね。

 コード進行が単純でも、いきなりGmとかFmから始まる曲はその時点でアウトなので、ますます範囲は狭まり、Fが出てくる曲もだめ。Gから始まって簡単だと思ったら、急にディミニッシュとか出てくるのもボツ。

 ということで、ざっと見た中で47年前の自分にアドバイスするなら、井上陽水の「夢の中へ」が練習には最適。基本的にG、Em、C、Dだけで弾けて、歌本によると一瞬Bmが出てくるのですがそれは通過点として一瞬使われるだけなので、無視してよし。当時これにチャレンジしなかったのは、Bmが難しいと思ったせいか、そもそも歌を知らなかったか。

 あとは、案外簡単なのが栗田ひろみの「太陽のくちづけ」。大体G、Em、C、D7でいけて、ところどころAm7とかB7が出てきますが、B7ならなんとかいけそう。

 ただし「初めて弾けたのが栗田ひろみの曲」というと、大人になったときにちょっと…というのがありますが、その辺意見には個人差があるでしょう。

 なお、私がギターを始めた時は1974年の12月ですが、この本は1973年5月号。アグネスとか天地真理が全盛だったのでしょうね。1年半まえの歌本というと、どっかから貰ってきたものが家にあったと思われ。