貧すれば鈍す、なのか･･･

　先日、日清焼そばのテレビCMを見て驚いた。
　あのGACKTが登場しているではないか。
　それも、魔法の粉とかなんとか言いながら、日清焼そばを絶賛しているんだよね。

　GACKTと言えば、ミュージシャンとしてもさることながら、芸能人格付けの顔としての知名度が高い。
　マレーシアに豪邸を有し、そのセレブとしての地位をほしいままにしている感があった。

　その彼が日清焼そばのCMだ。
　日清焼そばといえば、インスタント食品の最たるものだ。
　インスタント食品といえば、セレブの食生活とは対極に位置するチープな食品だ。

　そんな食品のCMに彼が登場するなど、違和感てんこ盛りだよね。
　絶対に、GACKTが日清焼そばなど食べているはずはない。
　そんなCMに登場するということは、自身の格付けを否定するのに等しいはずだ。

　その対比の面白さをジョークとして打ち出しているのか、はたまた、破格のCM出演料のためだろうか。
　後者ならば、よほど経済的に危機に瀕しているのかもしれないね。
　要は、貧すれば鈍すということか。
　

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに、磨きがかかってきた気もする。でも、そのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがあるんだよね。　そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★　拙著電子書籍ラインナップ・ここから、またはプロフィールのQRコードから買えます。
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