★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

遠い記憶、近い記憶

2022年07月06日 12時35分17秒 | 徒然(つれづれ)
 加齢により、物忘れや記憶の呼び戻しの鈍化が顕著になるのは否めない。
 特に直近の記憶、それも数秒前の記憶が思い出せない。

 人間、頭の中でものを考える時には、まず、考えのテーブルに物事を載せてゆく。
 卑近な例では、今日のブランチは何にしようかと考える。
 すき家のまぜのっけ朝食、吉野家の納豆牛小鉢定食、松屋のたまかけ朝食というふうに、思いつくままに考えのテーブルに載せてゆく。

 そして、それらを比較検討しようとした時、最初に考えのテーブルに載せた、すき家のまぜのっけ朝食を忘れているのだ。
 あれ、最初に考えたのはなんだったっけ?

 それを思い出そうとしている間に、ガストのハッピーアワーや王将の生ビール50円引きが頭をかすめ、ビールが飲みたいという欲求が湧いてくる。
 そうすると、ブランチの選択をしようとしていたことを忘れてしまっている。

 以前だったら、いろんなことを同時並行して考えられていたのが、最近はひとつのことに集中しないと、考えがまとまらない。
 瞬間、瞬間の記憶が曖昧なのだ。
 遠い記憶は鮮明なのに、近い記憶があやふやなのだ。

 これは認知症やアルツハイマーの患者に顕著だ。
 子供の時の記憶は確かなのに、直近の食事の記憶が欠落している。

 今の私の場合は、思い出そうとしたら、3日前の夕食くらいまでは、最終的には可能だが、もっと歳をとるとそれができるかどうかは疑問だ。
 母親がアルツハイマーだったので、そんなことが気になる今日この頃だ。
 

ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらも伝説のバンドのリードギタリストだ。そのふたりに共通するのがヘタウマ。ロックの有名なギタリストと比べると、そのテクニックの巧拙は素人目にもわかる。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せないオリジナルな味わいがある。それがビートルズやストーンズを、伝説にならしめた要因のひとつだと言っても過言ではないだろう。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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