吉田拓郎が引退するという。
本人は引退ではなく卒業だと言っているようだが、それは彼独特の強がりだろう。
高校時代フォークにハマっていた私は、拓郎には少なからず影響を受けたクチだ。
ギターの弾き語りで、「イメージの詩」や「旅の宿」を歌ったものだ。
先日Kinki Kidsの特番で、大物ゲストを迎えてその特集を組んでいた。
76歳の拓郎は、昔のトンガった面影はどこへやら、毒気が抜け、角が取れた好々爺然としていた。
大きな病を乗り越え、いろんなしがらみから解き放たれたような、半ば悟りの境地に達したような表情が印象的だった。
盟友の井上陽水や泉谷しげるが、まだまだ現役で頑張っている中、早々の引退宣言がまた彼らしいとも言える。
昭和の時代の歌手や俳優が、引退宣言もしないままフェイドアウトして、突然亡くなったりする昨今、やはり引退というけじめをつけておきたかったのだろうか。
画面から窺える拓郎の表情には、何かしら今生の別れみたいな雰囲気も漂っていたような気もした。
拓郎クラスになると、引退したら悠々自適だろうが、引退撤回、現役復帰は無理としても、一時的なカムバックはあるのだろうか。
怖いもの見たさではないが、80代の拓郎のステージを観てみたいような気もする。
本人は引退ではなく卒業だと言っているようだが、それは彼独特の強がりだろう。
高校時代フォークにハマっていた私は、拓郎には少なからず影響を受けたクチだ。
ギターの弾き語りで、「イメージの詩」や「旅の宿」を歌ったものだ。
先日Kinki Kidsの特番で、大物ゲストを迎えてその特集を組んでいた。
76歳の拓郎は、昔のトンガった面影はどこへやら、毒気が抜け、角が取れた好々爺然としていた。
大きな病を乗り越え、いろんなしがらみから解き放たれたような、半ば悟りの境地に達したような表情が印象的だった。
盟友の井上陽水や泉谷しげるが、まだまだ現役で頑張っている中、早々の引退宣言がまた彼らしいとも言える。
昭和の時代の歌手や俳優が、引退宣言もしないままフェイドアウトして、突然亡くなったりする昨今、やはり引退というけじめをつけておきたかったのだろうか。
画面から窺える拓郎の表情には、何かしら今生の別れみたいな雰囲気も漂っていたような気もした。
拓郎クラスになると、引退したら悠々自適だろうが、引退撤回、現役復帰は無理としても、一時的なカムバックはあるのだろうか。
怖いもの見たさではないが、80代の拓郎のステージを観てみたいような気もする。
ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらも伝説のバンドのリードギタリストだ。そのふたりに共通するのがヘタウマ。ロックの有名なギタリストと比べると、そのテクニックの巧拙は素人目にもわかる。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せないオリジナルな味わいがある。それがビートルズやストーンズを、伝説にならしめた要因のひとつだと言っても過言ではないだろう。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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