★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

金銭感覚

2022年07月11日 08時26分01秒 | 徒然(つれづれ)
 定年退職して以来、家内は何かといえば、節約、節約と言う。
 老後の資金が不足しているらしいからだ。

 何を基準に不足かはわからないが、家内がそう言うのだからそうなのだろう。
 私は特に無駄遣いをすることもなく、至って質素な生活を心掛けているつもりだ。

 しかし、家内が言うのは、もっと小さなことだ。
 たとえば、水の出しっ放し、電気の点けっ放しなどだ。

 人間の金銭感覚は人によって異なるものだ。
 それは性格もあるが、およそ環境や経験から形成される。

 私の金銭感覚は、独り暮らしを始めた大学時代に形作られた。
 決められた金額で1ヵ月を過ごすには、当然、計画性や節約が必要になる。
 付き合いの酒や、パチンコ、麻雀などの遊興費には、自ずと限度額を設定していて、それ以上はストッパーがかかっていた。

 不意の出費などで生活費が不足気味になると、しばしば親にヘルプをお願いしていた。
 それにも限度があるので、出費のストッパーは正常に作用していた。

 それが習い性になり、社会人になってからも、生活に支障を及ぼすような、身の丈以上の衝動買いやギャンブルはしたことがない。
 社会人になって、だんだん収入が増え、それに伴い出費も増えたが、その割合は貧乏学生の時と基本的には変わらない。

 収入以上に消費したり、ギャンブルにつぎ込む人間は、金銭感覚が養われるべき時期がなかったか、生まれ育った環境か性格の問題だろう。


ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらも伝説のバンドのリードギタリストだ。そのふたりに共通するのがヘタウマ。ロックの有名なギタリストと比べると、そのテクニックの巧拙は素人目にもわかる。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せないオリジナルな味わいがある。それがビートルズやストーンズを、伝説にならしめた要因のひとつだと言っても過言ではないだろう。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
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