★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

寿司屋は特別?

2022年07月30日 17時08分07秒 | 徒然(つれづれ)
 コロナの感染対策の強化に伴い、人々の衛生観念もかなりナーバスになってきた。
 それまで帰宅しても手も洗わなかった人間が、手洗いはもちろん、うがいまでするようになった。

 飲食店では手指消毒のためのアルコールを設置し、テーブルや椅子もこまめに消毒している。 
 食品をじかに扱う職種では、ビニール手袋着用が必須になった。
 素手で食品を触る店は、当然のことながら敬遠されるようになった。

 しかし、ある業種だけは、未だに素手で生ものを客に提供している。
 言わずと知れた寿司屋だ。

 回転寿司以外は、客の前で堂々と素手で生の魚を握っている。
 客も高い金を出して、それをありがたがって食べている。
 摩訶不思議な光景だ。

 そんな人間も、たぶん寿司屋以外では、素手で触った食品など金輪際、食べることはないだろう。
 ちなみに私は素手での握りになんら抵抗はないが、一般的には抵抗のある人間が少なくないはずだ。

 寿司職人が人並み以上に、まめに手を洗ったり消毒したりしているかというと、そうは思えない。
 安全性の担保は、客の目視確認ではなく、職人と客との間の暗黙の了解に基づいているのだ。

 手だけでなく、包丁やまな板もそうだ。
 水道の水で洗ったりはするだろうが、熱湯消毒、アルコール消毒は終業後だろう。

 そろそろ奇矯な誰かが声をあげて、寿司屋冬の時代が到来するのも時間の問題だろう。
 

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