下手の考え休むに似たり、とはよく言われる。
それに似たようなことで、最初の思いつきと、それを熟考して出した結論では、前者のほうがよかった、ということがよくある。
卑近なところでは、私の競馬予想がそうだ。
私の予想プロセスは、午前中に新聞の馬柱を基に、いくつかの項目ごとに出走馬のランク付けをして、最後にそのポイントを合計する。
そこにオッズや過去データを加味して、買い目を仮決定する。
これが最初の思いつきだ。
そしてレースの30分ほど前に、直前オッズを参考に買い目を再考し、変更があれば変更し、なければ仮決定を本決定に移行する。
これが熟考の末の結論だ。
当たる確率からいえば、最初の思い付き、仮決定のほうがより高い。
競馬に限らず、予定や約束事も、最初の状態のほうが、変更後よりよかったということもままある。
小説家の処女作や、ミュージシャンやバンドのデビュー曲が、それ以降の作品よりいいということもよくある。
それは売上や巷の評判、テクニックや熟練度というより、処女作やデビュー曲のインパクトだ。
なんであの時変えたんだろう、なんであの時変えなかったんだろう、後悔はたぶん、前者のほうが多いだろう。
それを踏まえると、変化することを良しとする風潮には、異を唱えたくもなる。
それに似たようなことで、最初の思いつきと、それを熟考して出した結論では、前者のほうがよかった、ということがよくある。
卑近なところでは、私の競馬予想がそうだ。
私の予想プロセスは、午前中に新聞の馬柱を基に、いくつかの項目ごとに出走馬のランク付けをして、最後にそのポイントを合計する。
そこにオッズや過去データを加味して、買い目を仮決定する。
これが最初の思いつきだ。
そしてレースの30分ほど前に、直前オッズを参考に買い目を再考し、変更があれば変更し、なければ仮決定を本決定に移行する。
これが熟考の末の結論だ。
当たる確率からいえば、最初の思い付き、仮決定のほうがより高い。
競馬に限らず、予定や約束事も、最初の状態のほうが、変更後よりよかったということもままある。
小説家の処女作や、ミュージシャンやバンドのデビュー曲が、それ以降の作品よりいいということもよくある。
それは売上や巷の評判、テクニックや熟練度というより、処女作やデビュー曲のインパクトだ。
なんであの時変えたんだろう、なんであの時変えなかったんだろう、後悔はたぶん、前者のほうが多いだろう。
それを踏まえると、変化することを良しとする風潮には、異を唱えたくもなる。
ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。