引きこもり生活の手慰みのひとつは、YouTubeを観ながらギターのコピーをすることだ。
昔のレコードコピーと違い、YouTubeの最大の利点は、音だけでなく運指が見られることだ。
耳と目からの情報で、上達の速度は段違いだ。
YouTubeには、有名ギタリスト本人の動画はもちろん、そのカバーやコピー、レッスン動画まである。
まさに至れり尽くせりだ。
その中で目を引くのが、半ば素人による有名ギタリストの完全コピーだ。
やはり、YouTubeに上げるくらいだから、誰もが知るギタリストを選ぶのは当然だろう。
クラプトン、ベック、ペイジの三大ギタリストの完コピなど、本人顔負けのテクニックで、その精度には感心させられる。
本人と違うのは、オーラというか、ハートというか、オーディエンスに訴求する力だ。
例えるなら、AIと生身の人間の演奏の違いとでも言おうか。
いわゆる正統派のギタリストは、コピーするにしても本人に限りなく近づけるが、個性派というか、癖のある、あるいはアクの強いギタリストはコピーも難しい。
そういうギタリストは、曲や奏法は結構単純だが、安定性に難があり、同じ曲でもコンサートのたびに演奏が微妙に異なる。
ヘタウマの代表格のキース・リチャーズなどその典型で、コピーであのニュアンスというか、タイム感を出すのは至難の業だ。
キースのコピーの場合、テクニックよりテイストをコピーする必要がある。
見えたり聴こえたりするものではなく、感じるものなので、なかなか難しいのだ。
試しにクラプトンの『いとしのレイラ』とキースの『ホンキ―・トンク・ウィメン』をコピーしたらいい。
コピー自体は、後者のほうがはるかに簡単だが、完コピだと前者の完成度が高いはずだ。
上手をコピーするより下手をコピーするほうが難しいとはこれ如何に。
昔のレコードコピーと違い、YouTubeの最大の利点は、音だけでなく運指が見られることだ。
耳と目からの情報で、上達の速度は段違いだ。
YouTubeには、有名ギタリスト本人の動画はもちろん、そのカバーやコピー、レッスン動画まである。
まさに至れり尽くせりだ。
その中で目を引くのが、半ば素人による有名ギタリストの完全コピーだ。
やはり、YouTubeに上げるくらいだから、誰もが知るギタリストを選ぶのは当然だろう。
クラプトン、ベック、ペイジの三大ギタリストの完コピなど、本人顔負けのテクニックで、その精度には感心させられる。
本人と違うのは、オーラというか、ハートというか、オーディエンスに訴求する力だ。
例えるなら、AIと生身の人間の演奏の違いとでも言おうか。
いわゆる正統派のギタリストは、コピーするにしても本人に限りなく近づけるが、個性派というか、癖のある、あるいはアクの強いギタリストはコピーも難しい。
そういうギタリストは、曲や奏法は結構単純だが、安定性に難があり、同じ曲でもコンサートのたびに演奏が微妙に異なる。
ヘタウマの代表格のキース・リチャーズなどその典型で、コピーであのニュアンスというか、タイム感を出すのは至難の業だ。
キースのコピーの場合、テクニックよりテイストをコピーする必要がある。
見えたり聴こえたりするものではなく、感じるものなので、なかなか難しいのだ。
試しにクラプトンの『いとしのレイラ』とキースの『ホンキ―・トンク・ウィメン』をコピーしたらいい。
コピー自体は、後者のほうがはるかに簡単だが、完コピだと前者の完成度が高いはずだ。
上手をコピーするより下手をコピーするほうが難しいとはこれ如何に。
ビートルズのジョージ、ストーンズのキース。どちらもヘタウマギタリストだ。キースに至っては、歳をとってその素人顔負けのヘタさに磨きがかかってきた。しかしそのサウンドには、他のギタリストには出せない独特な味わいがある。 そんな味わいの小説を、Amazon Kindle Storeに30数冊アップしています。★★ 拙著電子書籍ラインナップ・ここから買えます。
読後のカスタマーレビューをいただけたら幸いです。