★★たそがれジョージの些事彩彩★★

時の過ぎゆくままに忘れ去られていく日々の些事を、気の向くままに記しています。

あの頃の京都の記憶

2025年02月12日 10時04分52秒 | 徒然(つれづれ)
 大学時代の5年間(1留)と、就職してからの7年半を京都で過ごした。
 九州の辺境の村から、大学入学で京都に来た時には、京都の街は大都会に思えたものだ。

 しかし半年もすると、テレビで見る東京や大阪に比べると、観光客が多いだけの、地方都市に毛が生えた程度の街にしか見えなくなった。
 
 それは繁華街の規模によるところも大だ。
 大阪はキタとミナミ、東京に至っては、銀座、新宿、渋谷、六本木と複数の繁華街がある。

 京都はといえば、繁華街は河原町一極集中型だ。
 それも長く住んでいると見慣れてきて、入学当初のカルチャーショック的な目新しさはなくなる。

 しかしその慣れは愛着というか、後になって思い返すと郷愁に変化するものだ。
 私にとっては、京都といえば、今の京都ではなく、青春時代を過ごしたあの頃の京都なんだよね。

 残念ながら、当時の面影は今やほとんどなくなっている。
 今にして思うのは、当時の京都の風景を写真に撮って、残しておくべきだったということだ。
 そんなわけで、京都を思う時、もはや記憶という頼りないイメージで再現するしかないのが現状だね。


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