ボラバスで南三陸へ、ワカメ！＜２＞

今回作業したお宅は、
海の近くにあった家も作業場も
津波で流されてしまいました。

幸い、高台のほうまで土地を持っていたので
そちらのほうに作業場を新設して
設備もそろえて再開することができました。

ワカメのシーズン２～４月には
休みなく働きます。
天候が悪くて海に出ない時でも
作業はします。

本当にみんな働き者です。

でも、設備が整えられない漁師さんもいて、
メカブだけをとっている人もいるそうです。

今回もまたいろいろお話を伺うことができ、
新しい発見もたくさんありました。

さてさて、夜のお楽しみの一つはお風呂！

気仙沼までお風呂＆夕食のために出かけますが、
女性はホテル観洋の温泉、
男性は亀の湯という銭湯に行くことになっています。

が、リピーターは亀の湯に行ってもOKなので、
このところリクエストして
亀の湯に行っています。

そこでいつも食べ物とかお茶とか
出してくださって、
楽しいわけです。



これ、何だと思いますか。

サメの心臓です！
漁師さんが持ってきてくださったとか。



ほかにも、どら焼きや漬物などいただきました。



夕食は例によってまぐろ屋へ。
サービスのスペシャルサラダ。



うーーーうんまいっ！おまかせ丼。
しらすもありますよ。

来てヨカッタ。

ボラバスで南三陸へ、ワカメ！

２月に行った時は
ワカメの収穫が始まった時でした。

４月まで収穫が続くので
ぜひもう一度４月に行こうと。



サクラが満開でした！



曇り空なので、
あまりきれいに写っていませんが、
どこでもサクラがきれいに咲いていました。


最初の日は朝、
メカブそぎを例によって
ひたすら。

１０時のお茶っこまでには
無事終わっていました。

メカブのしゃぶしゃぶなどいただき、
お菓子も食べながら
楽しくおしゃべり。





左がメカブしゃぶしゃぶ、右はメカブの茎を細切りにして
ニンジンとうま造（あちらではみんな愛用の万能調味料）で和えたもの。

その後の作業はワカメの元葉をとったり、
芯とりをしたり。



今回はなぜかいろいろな人が作業に参加していて、
作業しながらのおしゃべりが
なんとも楽しかったです。

被災地応援ソング「未来へ」完成

合唱団のメンバーからの紹介で参加したレコーディング。

南三陸町合併１０周年記念ソング「未来へ」
ということでしたが、
東日本大震災復興応援ソング「未来へ」と
書いてありますね。

ま、それはいいとして。

完成して、YouTubeにアップされました。
ぜひぜひご覧ください（こちら）。

南三陸町、神戸、東京でそれぞれ撮影＆レコーディングし、
それをミックスしたものです。

よくよく見ると、
「世田谷区のみなさん」となっていますね。
協力も世田谷区とか出ているし。
そっかー、そうだったのね。

世田谷区民だから、その通りだけど。

合唱団の仲間１５人ぐらい参加して、
しっかり映っている人数人。

世田谷区民合唱団も参加していたようで。
世田谷区民としては興味があって、
一度見学にも行ったことはありますが、
いまのところ時間的に無理ですね。
世田谷区内の会場に１８：３０までには行けません。

映像には南三陸町の人たちがたくさん出ていて、
知っている人はいないかと
よーく見ましたが、
会ったことがあるのは町長さんだけでした。

佐藤町長には２回ほど、
イベントの時などお会いしたことがあります。
個人的に話したほどではありませんが。

歌津の人たちはほとんど登場していなくて、
まあ、志津川のほうで撮影されているし、
そういう南三陸町の事情も
なんとなく分かる映像でした。

それはいいとして。

みなさん、ぜひご覧ください。

今年初の南三陸行き＜４＞

南三陸の写真で
アップし忘れていたものがありました。



雪！

朝起きたら雪が積もっていたんです。



前の日の夜から少し降っていたことは
知っていたのですが。

雪景色を楽しむことができました。

思ったほど寒くなかったしね。
作業はずっと小屋の中だったし。

あ～、また行きたい、行かなくちゃ、行くぞ。

今年初の南三陸行き＜３＞

実は、お話をいろいろ伺った方の
お母さまは介護施設で亡くなったとのことで、
遺体を確認するだけでも
大混乱の中だったので次から次へと
あっという間に終わって、
といった話も聞きました。

また、息子さんの奥さんが
当日は子どもを連れて
気仙沼に行っていて、
歯医者とあと一つ病院に
午前と午後に行く予定だったそうです。
でも、午前中に二つとも済ませることができたので
買い物をしていたら地震が起こって、
本人たちは大丈夫だったそうですが、
午前中に行った病院が二つとも
津波で流されて、
診てもらった先生が二人とも
亡くなったそうです。
午後に行っていたら……という話でした。

そしてその後、南三陸まで帰るに帰れず、
お家の方たちと２日間連絡が取れなかったそうです。
気仙沼の被害はひどかったし、
火事にもなっていたので、
お母さんはもうダメかと思っていた、と。

こちらの言葉は理解できる？とか、
いつも家族で作業しているから
ボランティアの人が来てくれると
話も新鮮だし、嬉しいのよ、とか、
楽しい話もしつつ、
そういった震災時の話も伺いました。

どのお宅に行っても、
それぞれの体験があります。

せめて伺ったことを
ブログに綴るのも「忘れない」上で
重要な任務？？だと思っています。

ここ数日、急に震災関係の報道が増えてきました。
１１日まで連日、なにかしら報道されるでしょう。

本当にいつになったら復興したと言えるのか。
あまりに長い道のりです。

今年初の南三陸行き＜２＞

ワカメ収穫のシーズンには
すでに何度も南三陸に行ったことがあり、
作業もいろいろ経験しています。

今回はシンプルに、
塩漬けにしたこんがらがったワカメを
そろえる作業。
２日間とも同じ作業でした。

そろえたものを
家族の方々が
茎と葉に分ける作業をします。

ひたすらひたすら。

おしゃべりも楽しみながら。

とはいえ、震災の時のお話も
いろいろお伺いしました。

作業したお宅は、
南三陸の中でも北のほうで
道路もくにゃくにゃしていて、
震災の時には道路が寸断されて
孤立状態となったそうです。

震災直後には海からしか行く方法がなく
アメリカの艦隊が
物資を運んできてくれたとのこと。

でも、パッケージには英語しか書いていないから
よく分からないものもあったとか。

パンなどは本当に助かったと言っていました。

そこの地域は海のすぐ近くでも高台がかなりあって
その家も津波で流されることはなかったのですが、
３カ月もの間、電気が来なかったので
それはそれは苦労したそうです。

今年初の南三陸行き

今年初、去年１２月以来、
ボラバスで南三陸に行ってきました。

そう、ワカメの収穫シーズンです。
始まったばかり。

初めてのお宅で作業しました。

でも、先に食べてきたものを。



土曜日の夜は前回と同じく気仙沼で。

ボラバス貸切で対応していただきました。
サラダはいつものサービス。



おまかせ丼。

これも常連となっているボラバスのための
特別なサービスです。

イクラ抜きにしてもらっていますが、
とにかくまぐろがいろいろ、
すごいんです。



まぐろ三昧。

日曜日のお昼はBBQ。

今回はある企業もボランティアで来ていた関係もあり、
差し入れをいただいて、いつもより豪華。



まぐろのカマ。



こちらはいつもの。



カキ汁もスペシャルメニュー。
カキがいくつも入っていて、
汁もメチャクチャおいしかったです。



もちろん、ワカメのしゃぶしゃぶも。

あ～、またまたたくさん
おいしいもの食べてきました～。

作業の様子は次回。

甲状腺がん増加の件

福島の子どもの甲状腺がんの件。
増加しているみたいですね（こんなサイトもあります、長いけど）。

それでも、
「放射線による影響とは考えにくい」
との見解を県民健康調査検討委員会は、
以前と同じように述べています。

これをまるまる信じる国民はいるのでしょうか。

いろいろな理由があって、
いろいろな絡みがあって、
そういう言い方になっているのでしょうが、
そんなこと信じる人、いないでしょ。

やっぱり原発の影響が出てきているし、
これからも増えていくだろうな。とか思う人、
あるいは、薄々感じている人、いるでしょうね。

日本得意の「事実隠し＆まやかし」で
逆に不信感を抱いてしまって
逆効果になっています。

比較できるデータがない。
だったら、ほかの地域でやればいいでしょ。

チェルノブイリ云々……
やり方が違うのよ。

そろそろ日本全体で目覚める必要があるでしょ。

そんなまやかしがいつまでも通用するわけないでしょ。

こんなサイトも参考になります。
かな。

最近読んだ本で、
広瀬隆の『東京が壊滅する日――フクシマと日本の運命』（ダイヤモンド社）が
とてもリアルでした。
アマゾンのページもご参照くださいな。

何十年もかけて取材・研究してきた成果も含め、
総まとめ的な内容になっているので
説得力があります。

ジョン・ウエインがなぜ死んだか、
といったことも興味深いものがありました。

ぜひぜひご一読ください。オススメです。
世田谷の図書館で予約を入れて、
何カ月も待った甲斐がありました。

マスコミや政治家やお役人たちの
たわごとにお付き合いしている場合ではありません。

真実は何かを見る目、知るチカラ、
養っていきましょうよ。

いま読んでいる、水間政憲著
『ひと目でわかる「ＧＨＱの日本人洗脳計画」の真実』（ＰＨＰ研究所）も
相当興味深いですよ。
ＧＨＱがいかに日本人を洗脳してきたか、
よく分かります。
厳しい検閲が行われた結果、
現在ですら日本人的な自主検閲のようなことが
起こってしまっています。
その呪縛から逃れることができません。
というより、そういった自覚が全くないから
コワイのです。

あのケント・ギルバートも
『まだＧＨＱの洗脳に縛られている日本人』という本を書きました。
図書館で予約して
やはり何カ月も待ちましたが、間もなく入手予定です。
こちらはアメリカ人の立場で書いているから
そういった点でも興味津々です。

あ、なんだか話が拡大してしまいました。
最近、そんな本を読んでいます。

今年６回目の南三陸＜３＞

今回、宿泊したのは、
作業をした復興住宅の集会所。

前回泊まったところには
ボラバスで来ていた別のグループ
（吹奏楽関係など）が泊まったため、
復興住宅の集会所で泊まることになりました。

次の日は、
みなさん館の裏山にある道に
芝桜の苗を植える作業です。



ここに……



この苗を植えます。
厳密に言えば、
前の日に植えていたのですが、
間隔があきすぎていたため、
間にもう１株植える、
ということでした。



ノルマ３箱達成！

復興住宅で作業していた場所は
日当たりが良くポカポカでしたが、
こちらはほとんど当たらずちょっと寒かったです。

でも、短い時間で作業が終わったので
みなさん館の中でのんびりお茶を。

あ～、こんなにのんびりしていていいのでしょうか～。
いいんです。

みんなが戻ってくるのを待って、
いよいよ最後？のイベント海鮮ＢＢＱ。
いぇ～い！



ホタテに牡蠣、シイタケを。



野菜たっぷりのつみれ汁もおいしかった～。



歌津小太郎さんはいよいよ１２月１１日オープンです。
支援している私としては
嬉しいことです。
でも、１週間早くオープンしていたらよかったのに……。

今年６回も南三陸へ行きましたが、
今回で今年は終了です。
来年またワカメの季節になったら行きますよ～。

今年６回目の南三陸＜２＞

午後の作業も少しだけ。
たっぷり時間があったので
街を案内していただきました。
あ、ドライブ、ですね。

これまで何度も同じような道は通っていますが、
今回は行ったことのない道も走りました。

作業が終わったら、温泉タイム。
前回と同じ気仙沼のホテル観洋へ。
海の近くのしょっぱい温泉です。
作業のあとの温泉はたまりません。

夕食はこちら。



まぐろのおまかせ丼。



まぐろ三昧です。



特別にサラダもサービスしてくださいました。
ボラバス御用達だから、ですね。
なので、ちょっと店名は出さないことにします。

ところでちょうどその日、その時間、
イルミネーションの点灯式があり、
なんと！May J.がゲスト出演。
ありの～ままで～
でヒットしたあのMay J.です。
ナマで聴きましたよ。遠くから。