吉田太一『あなたの不動産「負動産」になる』(ポプラ新書)
すっかり有名になった遺品整理業キーパーズを営む吉田氏が、
遺品と一緒に不動産も処分してもらえないかという
相談を何度も受けるようになり、
不動産も扱うようになりました。
もはや、大切な財産だと思っていた不動産が
負動産になり得るということを
実際にあった数々の話をもとに
警告しています。
あ!分かる分かる!
そこでピン!ときたのは、
バブル期に建てられた越後湯沢のリゾートマンション。
以前に、本当に10万円で売っていることを
紹介しました。
10万円でも売れない
そんなマンションを相続してしまうと
修繕積立金、管理費、固定資産税を
払い続けなければなりません。
アリ地獄のようなものです。
地方都市や過疎化した町でも
同じことが起こっているというのです。
さもありなん。
親が一所懸命働いて買った
一戸建てやマンションも
子どもが巣立っていき、住む場所もあって、
もはや戻ることがなくなると
相続の段階になり、
どうするか考えることになります
(そうなる前に対策を考えましょう、と著者は提案しています)。
地方都市だと、
駅からバスや車を使わないと行けないような
場所にあると即!「負動産」となり得ます。
つまり、売れないし、貸せるチャンスもないということ。
それなのに、マンションであれば
修繕積立金、管理費、固定資産税は払い続けなければなりません。
一戸建てでも固定資産税は払う必要があります。
高度経済成長期に建った団地も築年数が40~50年となり、
4階建てでもエレベーターがないなど使い勝手が悪く
なかなか売れないそうです。
そういった団地は高齢化が進み、周りの商店も閉まっているところが増えています。
リノベーションをうまく進めて再生を図っているところは
ごくわずかあるとは思いますが。
不動産は立地が重要です。
先祖代々住んでいるという家は別として、
買う場合に立地を十分に考えて買うこと、
それが不動産が負動産に化けることを避ける良き方法です。
とはいえ、それは自分で買う時に考えることであって、
親がもう買ってしまって何十年も住んできたわけだから
いまさら遅い、となる事例が
これから続々と出てくるでしょうね。
そこで重要となるのが、
所有している不動産がどれぐらいの価値があるか、
また親の住んでいるところがどれぐらいか、
それを知っておくこと。
私、結構そういうことを調べるのが好きなので、
信頼のおける不動産屋の人に査定をお願いして
調べたことがあります。
ほぼ自分が考えているものと同じでした。
が、ショックだったのは、その人が
ある日突然退職してしまったこと!
とても信頼していたのに、残念です。
あ、話がそれてしまいましたね。
すっかり有名になった遺品整理業キーパーズを営む吉田氏が、
遺品と一緒に不動産も処分してもらえないかという
相談を何度も受けるようになり、
不動産も扱うようになりました。
もはや、大切な財産だと思っていた不動産が
負動産になり得るということを
実際にあった数々の話をもとに
警告しています。
あ!分かる分かる!
そこでピン!ときたのは、
バブル期に建てられた越後湯沢のリゾートマンション。
以前に、本当に10万円で売っていることを
紹介しました。
10万円でも売れない
そんなマンションを相続してしまうと
修繕積立金、管理費、固定資産税を
払い続けなければなりません。
アリ地獄のようなものです。
地方都市や過疎化した町でも
同じことが起こっているというのです。
さもありなん。
親が一所懸命働いて買った
一戸建てやマンションも
子どもが巣立っていき、住む場所もあって、
もはや戻ることがなくなると
相続の段階になり、
どうするか考えることになります
(そうなる前に対策を考えましょう、と著者は提案しています)。
地方都市だと、
駅からバスや車を使わないと行けないような
場所にあると即!「負動産」となり得ます。
つまり、売れないし、貸せるチャンスもないということ。
それなのに、マンションであれば
修繕積立金、管理費、固定資産税は払い続けなければなりません。
一戸建てでも固定資産税は払う必要があります。
高度経済成長期に建った団地も築年数が40~50年となり、
4階建てでもエレベーターがないなど使い勝手が悪く
なかなか売れないそうです。
そういった団地は高齢化が進み、周りの商店も閉まっているところが増えています。
リノベーションをうまく進めて再生を図っているところは
ごくわずかあるとは思いますが。
不動産は立地が重要です。
先祖代々住んでいるという家は別として、
買う場合に立地を十分に考えて買うこと、
それが不動産が負動産に化けることを避ける良き方法です。
とはいえ、それは自分で買う時に考えることであって、
親がもう買ってしまって何十年も住んできたわけだから
いまさら遅い、となる事例が
これから続々と出てくるでしょうね。
そこで重要となるのが、
所有している不動産がどれぐらいの価値があるか、
また親の住んでいるところがどれぐらいか、
それを知っておくこと。
私、結構そういうことを調べるのが好きなので、
信頼のおける不動産屋の人に査定をお願いして
調べたことがあります。
ほぼ自分が考えているものと同じでした。
が、ショックだったのは、その人が
ある日突然退職してしまったこと!
とても信頼していたのに、残念です。
あ、話がそれてしまいましたね。