低迷する2チーム

プロ野球が開幕し、1週間が経過しました。

その中で、新庄BBが何かと話題の日本ハムと、昨季終盤まで優勝を争った阪神が低迷しています。

やはり低迷には訳があるわけで…。

まずは日本ハムから。
戦前から戦力的に厳しいのは誰の目にも明らかだったので、今の成績に驚きはありませんが「BBが何をしたいのか？」が見えてこない。
GW明けまで様子見と決め込んでいるのかもしれないが、やはりプロである以上、勝ちを目指さなきゃならない。

指揮官が本気で勝ちに行っているのか？
そこは少し懐疑的。
現場のことは、基本的に担当コーチに任せて、自らは広報活動＋監督者としての最終責任にとどめるべきではないのか。

今のままでは若い選手が多いため、頭と身体が混乱してしまうぞ！
すでにそのような兆候が見られるから、そこは早く着手すべきじゃないか。
今季は結果は二の次であって、まずは育成と強化なのだから、それにふさわしい戦い方が望ましいと思う。
今は奇をてらう時期ではない。
BBが裸の大様に見えてしまうのは私だけだろうか？

続いて阪神。
矢野監督が今季限りの辞任を早々に自ら発してしまったことが、見事に逆効果となってしまった。
この前、試合（中継）を見ていたが、自信なさげな表情でベンチにいる監督はいかがなものか？
内心どうあれ、堂々と戦う姿勢を示さなくてはダメじゃないか。

戦力的には昨シーズンよりややダウンの印象が拭えない。
そこをやり繰りする余裕がないのが、この低迷の主たる原因だと類推する。

それと投打ともに軸になりえる選手がしっかりしないと。
その点では主力選手の自覚にも「？」がつく。
正直なところ、気持ちが甘いのである。

どちらのチームも低迷するだけの理由があって、首脳陣がそれを修正できなきゃズルズルと負けが込んでしまう典型例。
チーム全員が戦う意識をもって臨まなきゃ、局面の打開は厳しいぞ！

まだあきらめるのは早い。
5月中旬までに、着実に立て直せば、チャンスは来るはずだ。
その前に指揮官の更迭（解任）とか無ければいいけどね。