虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

まちと文化

2011-09-29 08:57:10 | 文化
先日、街中をぶらついていたら、創成川公園や狸小路など街中の各所に、安田侃さんの作品が展示・陳列されていた。
帰ってきて、インターネットで調べてみると「安田侃 野外彫刻展-街に触れる-」という街を使った企画展であることを知った。詳細⇒http://www.city.sapporo.jp/shimin/bunka/kav.html

札幌という街は、海外の人たちに聞くと、清新なイメージが強いと聞いたことがあるけれど、裏を返せば、歴史の積み重ねや文化の香りに乏しいともいえるのではなかろうか?
また札幌では、文化や芸術といったものは、美術館やギャラリーなどで見るものという固定観念が強いし、多くの市民も、文化や芸術がまちと共存するという認識が薄いように感じる。
ただ、文化(活動、作品)というものは、人々の営みの上に成り立ち、日常生活とはそんなに離れていないはずだし、離れていてはいけないと常に思っている。

その点で、今回の試みは市民や観光客が集う場所に、いたずらに作品を並べて置くだけではなく、まちとの調和や生活との近接感を演出したい狙いがあるように感じ、とてもいい試みだと思った。
札幌のような都会では、いろんな人が行き交い、さまざまな主張や発信がなされると同時に、それぞれが微妙に混ざり合って、ひとつのまちを形成するのが本来の姿だと思う。

我々も運動やスポーツからの切り口で何か仕掛けてみても面白そうだ。
一丁、何かやってみますか!

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