カネって何だ？

世の中、カネ・カネ・カネ。
年々（極端な言い方をすれば日々）その傾向が強まっていると思う。
ここ数日、ニュース等で論議の対象になっている「事業仕分け」もザックリ言ってしまえば、カネの話だ。

たしかにカネは大事だし、全くなかったら生活は出来ない。
そして、魔物のような魅力とチカラを秘めており、その存在によって日々疲弊させられる。
無尽蔵のスタミナを持った化け物と、エンドレスで戦っているかのようだ。

今までなんだかんだでカネを追いかけ＆追いかけられてきたけど、追いかければ追いかけるほど逃げていくし、しつこいくらい追いかけてくるのもカネの特徴。嫌らしい事、この上ない。
最近になって、カネを追うのも追われるのも疲れてきて、ついにはカネに惑わされている自分に幻滅し、そんな考えや行動が馬鹿らしくなってしまった。
もっと人生の本質を根底から見直すべきじゃないかなぁって。

カネがなければ、この世＝現代社会で生きる価値がないのだとすれば、野垂れ死ぬのも甘んじて受け入れようではないか！
それくらいの気持ちで、この記事を書いているし、今現在の自身における偽らざる心境である。

不惑を迎えた今年、ワケのわからぬ呪縛と訣別して、頭と心をリセットするタイミングが来たのかもしれない。
40歳＝不惑とは、良く言い当てたものだ！

ps、写真のホッキョクグマには関係ない話だろうなぁ。