
くるまのニュースより。
日産は、スーパースポーツカー「GT-R」の新規注文受付を終了したと、公式サイトにて発表しました。
GT-Rの現行モデルである「R35型」は、2025年8月に生産を終了するとすでにアナウンスされていましたが、新たに「GT-Rの新規注文受付終了について」のアナウンスが公開されました。
GT-Rは、今から56年前の1969年に誕生した「スカイライン2000GT-R(PGC10型)」を始祖とする、日産の誇るフラッグシップスポーツカー。
その後、「ハコスカGT-R」や“幻のGT-R”と呼ばれる「ケンメリGT-R」、そして復活した1989年以降の「R32型」「R33型」「R34型」など数々の名車として誕生し、ファンを喜ばせるとともに日本の自動車史へとその名を刻んできました。
2007年には「スカイライン」の名を冠さない独立した車名「GT-R」(R35型)として新世代のGT-Rが登場。
新開発の3.8リッターV型6気筒ツインターボ「VR38DETT」型エンジンや、デュアルクラッチトランスミッションといった当時最新のテクノロジーで武装した、世界にも類を見ないハイスペックのスーパースポーツカーとして新たな道を進んだのです。
その後、毎年改良と仕様変更を繰り返し、18年にもわたって最先端のマシンとして生産・販売されました。
しかし2024年3月、2025年モデルの発表とともに、2025年8月の生産終了がアナウンスされ、今回、「GT-Rの新規注文受付終了」が公表されました。
なお公式サイトには次のようなアナウンスが掲載されています。
「NISSAN GT-Rは、多くのお客さまからご注文を頂き、生産を予定している数量のご注文受付を終了いたしました。
2007年の発売以来、長きにわたり多くのお客さまにご愛顧いただき、誠にありがとうございました」
実はすでに2024年3月時点で日産広報は次のように説明していました。
「R35 GT-Rとしては2025年モデルが最終となり、生産終了は2025年8月です。生産終了の理由としては、部品の供給の見通しが立たなくなってきていることがあります。なお次期型については、日産を代表するモデルでもあるので開発の検討はしています。
今後はGT-Rに求められるパフォーマンスと世の中に求められる環境性能の両立が出来るように研究開発を行っていきます」
※ ※ ※
現在のところ、次期型を匂わせるものとして、2023年10月の「ジャパンモビリティショー」で公開されたコンセプトカー「ニッサン ハイパーフォース」が挙げられます。
果たしてGT-Rの歴史を継ぐ新たなモデルが日産から登場するのか、日本そして世界中のクルマ好きのためにも、50年以上にわたって築き上げてきた栄光の歴史が途切れることなく続くのか、今後の日産からも目が離せません。<了>
現代はスーパースポーツ(ハイパフォーマンス)カーには厳しい時代になりました。
とくに環境性能や燃費基準を満たすには、開発コストも嵩みますし、それに見合った見返り(販売台数)が見込めない(とくに日本国内)事情もあります。
R35GT-Rをここまで引っ張ってきたことから、次期モデルの難しさ(厳しさ)が垣間見えてきます。
日産(もっといえば日本)を代表する車種だけに、今後に向けてのビジョンを示す必要があると思います。
それが日産という自動車メーカーの指針になると思うからです。
今の日産にそれができるか?なんとも懐疑的ですが、それだけの伝統(歴史)と存在でもあるのですから、やってもらわないと…。
まぁどうなるか?
今後の推移に注目です。
その前に日産の経営の立て直しだよなぁ。
画像:やっぱりGT-Rといえば「R32型」でしょ?
日産は、スーパースポーツカー「GT-R」の新規注文受付を終了したと、公式サイトにて発表しました。
GT-Rの現行モデルである「R35型」は、2025年8月に生産を終了するとすでにアナウンスされていましたが、新たに「GT-Rの新規注文受付終了について」のアナウンスが公開されました。
GT-Rは、今から56年前の1969年に誕生した「スカイライン2000GT-R(PGC10型)」を始祖とする、日産の誇るフラッグシップスポーツカー。
その後、「ハコスカGT-R」や“幻のGT-R”と呼ばれる「ケンメリGT-R」、そして復活した1989年以降の「R32型」「R33型」「R34型」など数々の名車として誕生し、ファンを喜ばせるとともに日本の自動車史へとその名を刻んできました。
2007年には「スカイライン」の名を冠さない独立した車名「GT-R」(R35型)として新世代のGT-Rが登場。
新開発の3.8リッターV型6気筒ツインターボ「VR38DETT」型エンジンや、デュアルクラッチトランスミッションといった当時最新のテクノロジーで武装した、世界にも類を見ないハイスペックのスーパースポーツカーとして新たな道を進んだのです。
その後、毎年改良と仕様変更を繰り返し、18年にもわたって最先端のマシンとして生産・販売されました。
しかし2024年3月、2025年モデルの発表とともに、2025年8月の生産終了がアナウンスされ、今回、「GT-Rの新規注文受付終了」が公表されました。
なお公式サイトには次のようなアナウンスが掲載されています。
「NISSAN GT-Rは、多くのお客さまからご注文を頂き、生産を予定している数量のご注文受付を終了いたしました。
2007年の発売以来、長きにわたり多くのお客さまにご愛顧いただき、誠にありがとうございました」
実はすでに2024年3月時点で日産広報は次のように説明していました。
「R35 GT-Rとしては2025年モデルが最終となり、生産終了は2025年8月です。生産終了の理由としては、部品の供給の見通しが立たなくなってきていることがあります。なお次期型については、日産を代表するモデルでもあるので開発の検討はしています。
今後はGT-Rに求められるパフォーマンスと世の中に求められる環境性能の両立が出来るように研究開発を行っていきます」
※ ※ ※
現在のところ、次期型を匂わせるものとして、2023年10月の「ジャパンモビリティショー」で公開されたコンセプトカー「ニッサン ハイパーフォース」が挙げられます。
果たしてGT-Rの歴史を継ぐ新たなモデルが日産から登場するのか、日本そして世界中のクルマ好きのためにも、50年以上にわたって築き上げてきた栄光の歴史が途切れることなく続くのか、今後の日産からも目が離せません。<了>
現代はスーパースポーツ(ハイパフォーマンス)カーには厳しい時代になりました。
とくに環境性能や燃費基準を満たすには、開発コストも嵩みますし、それに見合った見返り(販売台数)が見込めない(とくに日本国内)事情もあります。
R35GT-Rをここまで引っ張ってきたことから、次期モデルの難しさ(厳しさ)が垣間見えてきます。
日産(もっといえば日本)を代表する車種だけに、今後に向けてのビジョンを示す必要があると思います。
それが日産という自動車メーカーの指針になると思うからです。
今の日産にそれができるか?なんとも懐疑的ですが、それだけの伝統(歴史)と存在でもあるのですから、やってもらわないと…。
まぁどうなるか?
今後の推移に注目です。
その前に日産の経営の立て直しだよなぁ。
画像:やっぱりGT-Rといえば「R32型」でしょ?
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