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超小型電気自動車

2013-03-07 11:05:11 | 乗り物
今日も乗り物の話題。

トヨタ自動車は「第83回ジュネーブ国際モーターショー」(2013年3月7~17日、スイス・ジュネーブ)において、都市内部の近距離移動に用いる超小型電気自動車(EV)のコンセプトカー「TOYOTA i-ROAD」を出展すると発表しました。

i-ROADは「コンパクトで爽快なモビリティ」をテーマに掲げて設計された、2人乗り超小型EVのコンセプトカーで、二輪車並みの使い勝手と新しい乗り味による楽しさを提供するとともに、都市部での渋滞や駐車スペースによる交通問題、低炭素で持続可能な街づくりに関する諸課題など、さまざまなニーズに応えられるという。

外形寸法は、全長2350×全幅850×全高1445mm。
軽自動車と比べても、全長で約3割、全幅で約4割小さい。
車線を占有することなく、道路端をスムーズに走行できる取り回しの良さを備え、駐車スペースも一般的な乗用車の2分の1~4分の1で済む。ちなみに車両重量も300kgと軽い。
2人の乗員は前方の運転席と後方の乗員席に乗ることになる。

i-ROADは、出力2kWの走行用モーターを組み込んだ2個の前輪と、1個の後輪を用いた三輪車で「二輪車並みの使い勝手と新しい乗り味」を実現するため、カーブなどを曲がる際の遠心力に合わせて、車体の傾きを最適かつ自動的に制御する「アクティブリーン機構」を新たに開発した。
例えば、一方の前輪を後方に引き込みながら、もう一方の前輪を前方に押し出して、二輪車のバンク走行のように車体を傾けながらカーブを曲がることが可能である。
この「アクティブリーン機構」により、狭い全幅でありながら、ドライバー自身が車両のバランスを保たなくても、安定した走行を行える。
さらに「自動車や二輪車とは全く別次元の一体感のある爽快な走りを実現できる」としている。
最小回転半径は、乗用車と二輪車の中間に当たる3m。
走行用モーターの合計出力が4kWと小さいこともあり、最高時速は45kmまでしか出せない。
リチウムイオン電池を搭載しており、満充電からの走行距離は毎時30kmの定速走行時で50kmである。

i-ROADは、屋根とドアを備えているので、二輪車と比べて降雨時などでも利用しやすく、車内で音楽を楽しめる上に、ヘルメットも不要であるのも特徴である。

なんだかビザ宅配に使っているバイクみたいな乗り物だが、市街地を中心に使うことを考えれば充分に役立ちそうだし、カッコもいいように思う。
昨日の公道カートも含めて、このような商品が今後続々と出てきそうな気配がします。

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