金曜ロードショー的に言うと、「2日連続 脚本家・古沢良太祭り」?
続いて、映画「エイプリルフールズ」を鑑賞。
映画冒頭、妊婦がお腹を下に寝ているところやお菓子を食べているところなど
妊婦体験がある人によっては気になってしまう方がいると思うが、
そこは映画、フィクションなのだから軽く流して楽しめばいいかなと思う。
「最近の映画が説明的になって・・・(困っている)」という作り手の嘆きをきいた。
私は、リアリティーを追求したそのままの実写化を期待しているわけではなく、
映画化(時間的制約のための省略と監督からみたひとつの視点・解釈) だと思ってみる。
何もかも辻褄があうようにしようとしたら、「仕掛け」られない。
評価するより、感じたい。 批評家であるより、素直に楽しみたい。
小さな嘘が散りばめられて、大きな奇跡になる。
もっとおおらかな気持ちで 虚実皮膜を楽しもうではないか。