タイトルも絵のタッチも
どこか日活を彷彿させるアニメ「銀牙-流れ星 銀-」に挑む。
銀(熊犬)を主人公に犬軍団と凶暴な人食い熊・赤カブトとの死闘を描く物語。
原作が、週刊少年ジャンプ連載の漫画にて
「友情、努力、勝利」の三原則がストーリーに組み込まれているのだが、
犬たちの世界にもあり、犬なのだが、戦国武将さながらに
テーマは「男」。
このアニメの何がすごいって・・・
まずは教育的観点?から。
登場人物の熊が プーさんの影も形もないほど凶暴な熊設定のため
多くの犠牲者(犬)が出る。
今 地上波で放送された場合、
親たちのクレーム電話が鳴り続けるであろうと思われるが、
その恐怖あってこそ
ある日、森の中で熊さんに出会った場合、
やはり逃げた方がいいと子供たちは強烈に記憶する。
この表現あってこそ熊の恐怖が真に伝わるのではないかと私は支持したい。
大人視点でも興味深かったのが、男(犬)たちの群れ社会、
職場にも相通じる「リーダーの資質とは?」である。
今、時代は、「ドライ」。
職場では自分の権利を主張するビジネスライクが主流になりつつ今、
いまいちど 真のリーダー像を考える機会となる。
今時流行らないかもしれないが、トップに立つ「男」の魅力を犬たちがみせてくれる。
その熱さを笑いたい奴は笑えばいい。
だが、人の心を動かすのは、やっぱり人の心。情熱だ
と 営業担当の私は泥臭くも信じたい。
追記
息子に誰が一番好きか聞いたところ 赤虎 との回答あり。 息子よ、なかなかいいとこ(男)つくじゃん。