息子の「水好き」に困ることがある。
お子様は甘いジュースがお好きと思い込まれ、
お子様会席等にジュースがついているのだが、
ある日突然、お水の美味しさに目覚めてからというもの
息子は、ジュース より お水派 に。
息子がお水を頼み、私が息子のジュースを飲むから
私はドリンクを頼まなくても 事足りてしまう悪循環。
旅館で、居酒屋で、お酒やジュースが還元率のいい利益。
コース始めの「何かお飲み物は?」の問いに、
「お水を・・・」と言うと、がっくり感が伝わってくる。
主人も私も アルコール より がっつり食べたい派 なので、
一品料理を足す などして
飲む より 食べる に経費をかけているではないか、
それでも(入れるだけの)お水より、
(作りこまねばならない)次の料理の方が先に出てくること しばしば。
場所によっては、「お水を」と何度も頼まないといけないことも多く、
忘れ去られることも多い。
節約しているシケた客ではなく、
お水をこよなく愛しているだけなのだが・・・水の「出し惜しみ」は多い。
外食は、アルコールを促進するよう塩分が強いので、喉が渇く。
やっと出てきたお水を 待ってましたとすぐに飲み干してしまうから
また「あのお水を・・・」と申し訳なく、注文する の繰り返し。
こんな時思うのが、空のグラスがあれば、
何も言わずともお持ちいただけたらな・・・とか。
喉が渇いている状態で頼んでいるのだから、
一刻も早くお持ちいただけたらな・・・とか。
なので、我が家は、
無料のお水を惜しみなく出してくださるところ の評価が高い。
たとえその注文が無料のお水であったとしても 分け隔てなく、
これが そのお店の 好感度につながる。
一見 儲けがないものに対しても 「はい(喜んで)」
この姿勢が、リピーターを生む瞬間。