映画「箱入り息子の恋」
主人公・健太郎(35歳・市役所勤務)は女性とつきあった経験もなく、
いまだ両親と実家暮らし。
そんな健太郎(星野源)の両親が、目の不自由な奈穂子(夏帆)で出会い、
変わっていく・・・話。
以下、感想。
「僕には障害はありませんが、欠点なら山ほどあります」
健太郎と菜穂子の恋に引き寄せられ、食い入るように見、
2度目の牛丼屋さんのシーンで号泣・・・
この気持ちと共にクライマックスに向かうかと思いきや、
そこから先、引いてしまう事態が発生。
その衝動、わからぬでもないが、なぜ・・・
ラストに向かうシナリオはこうでなければならかったのか。
2度目の牛丼屋さんから もう一度作り直していただきい
そんな気がするのは私だけではないだろう。
ラスト、 箱入り息子の愛 を感じるだけに
流した涙が渇いていく演出が残念でならない。
万人受けしない後半、
息子(小さな子供)と、家族一緒に見ることができない作品へと化す。