第2201話 こだわり

2019年04月14日 08時00分00秒 | Weblog

(前話の流れから)

発見した 結婚式小道具一式を 見ながら

よく こんな こだわって作ったなと・・・(後悔)

 

普通 結婚式の花嫁 と言えば、

人生で一番綺麗な瞬間 なのに、

エステにもいかず、

披露宴のプロデュースも準備もしていたら

そりゃ 寝不足、肌も荒れるわ。(呆れる)

 

こだわって作った その苦労一式、

披露宴での思いを 忘れ去り、

主人と喧嘩しながら 生きている。(現在)

 

綺麗じゃなかった花嫁 としては

式の写真を見返すこともないが、

両親への手紙はじめ

すっかり忘れていた気持ちを 時を経て取り出せる

記録(活字)のすばらしさを思う。(あの時の気持ち)

 

この一式セット、

いつか 息子に 見せようかしら・・・(父と母のなれそめ話)

そんなことができるのも 私の強いこだわり から。

欠点だと思っていた こだわりも捨てたもんじゃない かもと。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする