息子が「ママ、お皿とって」という。
「お皿、どうするの?」
「いいから」
しばらくして・・・
「ママ、パパのご飯、作った」
え?!
見ると先ほど渡したお皿にご飯と金時豆とミニトマトがのっている。
あるものを盛りつけただけではあるが、
ご飯にはふりかけがかかっており、ミニトマトも葉がとってあった。
これ、Kが作ったん? 驚いて息子を見ると、満面の笑み。
腹痛のため横になっていた私に向かって、
パパが「お腹が空いた。ご飯を作れ」と言っていたのをきいて・・・
パパのために作ったんだ・・・なんて素敵なワンディッシュ。
手の届かないところにあるものは椅子にのってとったのであろう息子の真心が、
成長が嬉しかった。
「パパ、すごい! Kがパパのためにご飯を作ってくれたよ!!」
この感動後、感激のパパが息子の初めて作ったご飯を頬張る。
が、理想の展開であったのだが・・・
大興奮の私に対し、パパは言うだけ言って眠っていた。
私なら絶対飛び起きて食べるのに・・・信じられない。
ようやく起きてきたパパが「なんやこれだけやったら足らへんわ」と言ってぼやく。
寝起きとはいえこんな時にも三菜一汁を求めるなんて・・・もう、ほんと信じられない。
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