NHK大河ドラマ「独眼竜政宗」にハマっている。
第5話「愛姫」
夫の両親に対し「愛(めご・後藤久美子)と申します。お目にかかれまして恐悦に存じます。
ふつつか者でございます。よろしくお導きくださいませ」
この一言が言えたなら・・・私も愛される嫁になれたであろう「美しい日本語」が心地よい。
第7話「初陣」
出奔しようとする小十郎(西郷輝彦)に姉・喜多(竹下景子)が
「あの時止めれば火に油を注ぐようなもの。そなたは騎虎の勢いで出奔したであろう。
小十郎なら時さえ経てば自らの非を悟ると姉は思うた。(略)
さすれば、心を静めて米沢を他国と思えばよい。
他国の主君に仕える気概を持って若様にお仕えすることじゃ。
さすれば、どのような苦境にも耐えられよう」
私は喜多のように一歩ひいて待つことができるであろうか・・・
息子から「もう会社を辞める。転職する」と言われた場合、
「今勤めている会社を他社と思えばよい。
他社の上司に仕える気持ちでもう少し頑張ってみたらどう?」と言えるだろうか・・・
見どころは美しい日本語と生きるヒントばかりではない。
輝宗(北大路欣也)と政宗(渡辺謙)のやりとりに父から子への教育を見、虎哉和尚(大滝秀治)に教えを乞う。
キャスティングが絶妙で、勝新太郎の秀吉は必見。
※息子から見た私は喜多らしく、主人から見た私はお東(岩下志麻)らしい。
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