もう15年前の話になるが、
京都市美術館で開催された「アンリ・カルティエ=ブレッソン コレクション展」
この展覧会で写真家・アンリ・カルティエ=ブレッソンと出会う形になるのだが、
鑑賞しているうち熱くなり、出口で写真集を購入したあの高揚感が忘れられない。
「決定的瞬間」 写真を語る時などに日常的に使用するこの言葉。
実は、この20世紀を代表する写真家・アンリ・カルティエ=ブレッソンの
写真集の名が由来なのである。
フランス語原題は「Image à la sauvette」(消え去る映像の意)
アメリカ版で「THE DECISIVE MOMENT」と訳され、
日本語で「決定的瞬間」
写真集の名前(名詞)が、現代の写真撮影の代名詞になっているのだから すごい。
彼の「自選コレクション」全411点が、大阪芸術大学所蔵(日本で唯一)であり、
今年、全作品を2期に分けて展示している。
前期 10月3日(月)~10月25日(火) は ヨーロッパの作品を。
後期 11月9日(水)~11月19日(土) は アジア・アメリカ・ポートレート。
前期を見て、後期を楽しみに待っている。
場所は、大阪芸術大学 芸術情報センター1階・展示ホール。
開館時間は、午前11時~午後6時30分。
休館日 日曜日・祝日(なので要注意) なのだが、なんと入場無料。
ご興味を持たれました方はぜひ「決定的瞬間」を・・・
という口コミである。
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